子供に薬を飲ませる方法をネットや病院で聞いて色々試してみた結果・・・

有難い事に我が子は生まれてから、熱も滅多に出さないし夜間救急のお世話になった事もない。
強いて言うなら、鼻水鼻づまり気味だったぐらい。
なので、病院に慣れていないどころか薬にもなれていません(笑)

だからこそ、いざ薬が処方された時は朝昼晩と泣きわめく我が子と鬼のような形相で薬を飲ませる私との攻防戦が繰り広げられてきました。
そんな攻防戦の数々をご紹介したいと思います。

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ネットで調べた数々の薬の飲ませ方

赤ちゃんの頃は本当に良かった!

僅かな粉薬を僅かなお水で溶かして、頬の内側に付けてからミルクを飲ませれば良いだけという簡単さ!
それが成長するにつれて、歯が生えてきて口の中に手を入れる危険度が高まり…
1歳半になり、ようやく病気をする気になった娘が「突発性発疹」!
小児科医から2度目の突発性発疹と思われてしまうぐらい、平均よりもかなり遅れたスタート!!

おかげで結構薬を飲ませる事に苦労しました。
まずはネットに書いてあった中からいくつか(娘で)検証してみました!

・薬の存在に気づかれないように準備をして、娘の大好きなゼリーに隠して飲ませる方法
→最初は良かった。けれど直ぐに口の中に入れてくれないと薬が溶けだしてしまって結果味が変わり嫌がられる
(そしてゼリー嫌いになった)

・ヨーグルトの中に隠した
→ゼリーで学習したのか?食後にヨーグルトが出るなんて事がなかったからか?めっちゃ怪しまれてしまい、飲んでくれなかった。

・アイスクリームの中に隠す
→そもそもアイスが嫌いだった事が判明(笑)

子供の好物の中に薬を隠してバレなければ問題はないけれど、薬の存在がばれた時が厄介!!
好きな食べ物が嫌いな食べ物になってしまうので、かなり窮地に立たされました(+_+)

小児科医と薬剤師に教えてもらった薬の飲ませ方

ネットで調べた方法がことごとく合わなかったので、結局は娘を羽交い絞めにして口の中に練った薬を入れてスポイドで水を口の中に入れて飲ませていました。
でもこれって子供が薬をもっと嫌いになるのでは?!と思い、かかりつけの小児科医に相談したところ…
薬を飲む時に水ではなくジュースでも良いとの事。
ならば!!と思い、ジュースを買って子供に薬を飲ませようとしたら「お薬の時はお水なんだよ!!」とこれまでの私の言葉がそのまんま返ってきました(笑)

かくなるうえは…薬の事で割と相談を受けているであろう薬剤師さん!!
「薬を少量の水で溶いて…」つまりは赤ちゃんの時と同じ方法で、上あごに付けると水を飲んだ時に自然に喉に流れてくれるとの事。
そうか!!上あごなら!!と試してみることに。

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娘を甘く見ていた事を数時間後に思い知りました。
薬が嫌いなんだから、上あごに薬を塗れる程口を開けてくれるわけがなかった!!!!
結局は「い」の口をさせて無理やり歯の表面に薬を塗って、水を飲ませるという虐待ともとられかねない状態からなんら進歩しないまま…

このままずっと続くのだろうか…と途方にくれてみる。
そして、ギャン泣きした後のぐすんぐすんと泣いている娘の後姿を見ながら「なんて悪い母親なんだ…」とまた今日も後悔。

色々試した結果子供が薬を一番飲んだ方法ははこれだった!!

ある程度子供が成長してくれたという事もあるのでしょうね。
3歳半になり、子供が幼稚園に入園した頃人生初の「中耳炎」を発症(・_・;)
体重も増えているので、薬の量も増えていたのでドラッグストアに「おくすり飲めたね」を買いに行きました。

水を混ぜながら耳たぶぐらいの固さにまでしたら、ゼリーで包み込み娘の口の中に。
「ゼリー美味しい♪」と言う割に、なかなか飲み込まない。
最終的にはオエっと吐いてしまう。

ゼリーは桃の味だし、美味しいハズ…と自分の薬を飲む時に試してみたら、飲み込む事に何故だか抵抗を感じました!!
これは無理だ!!私で抵抗あるんだから、子供はもっと無理だ!!と知りました。

結局、どうやっても飲まない娘に苛立ちもMAX!!
いつもより多い水で溶かした薬をスプーンに乗せて、怒りながら直接口の中に入れると泣きながらも頑張って飲み込みました。

これはしばらくの間、大変だ…と腹をくくり、幼稚園にお昼の薬をお願いしました。
さぞ幼稚園の先生に迷惑をかけるに違いないと思っていたんですが…あれだけ嫌がっていた娘が薬を事もあろうに粉のまますんなり飲んだというのです!!!
「それはきっと、うちの子ではありません」
担任の先生に言うと、間違いなく我が子。

同じ年少クラスに粉のまま薬を飲める子供がいて、その子の影響で飲んだそうなんです。
それ以来、家では少量の水で薬を溶いたらスプーンで口に入れてから水を飲むという、何とも普通のスタイルに落ち着きました!!

あの数々の苦労は何だったのか?
結局は、私自身が薬を飲ませなきゃ!!と肩に力が入りすぎていたのかもしれません。
今でも薬を飲んでいますが、羽交い絞めにする事もなく割とすんなり薬を飲んでくれるようになりました。

さいごに

ネットに「子供の薬は甘いから、子供が薬ちょうだいって言うぐらいです」という文章を読んでは羨ましいと何度思った事か…
ゼリーやアイスに混ぜて飲んでくれる子供も羨ましかった…

けれど、結局はネットに書かれている薬の飲ませ方というのはあくまでも各個人の経験談であって、教科書ではないんですよね。
何をやってもダメな時は、結局は「基本的な薬の飲ませ方」に戻る方が親も子供もストレスがないのかもしれませんね。

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話を聞かないママ

専業主婦のママ  前職は販売員の主任からのフリーライター 現在は製造ラインにて週3日のパート!腱鞘炎と腰痛と闘いながらお仕事楽しんでいます♪

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